ゼロの日常34話『Ready Go!!』のネタバレ感想です。(2019/5/29発売・少年サンデー2019年26号掲載)
今までもグルメ・スポーツ・犬・ファッションなど様々なジャンルを通じて安室さんの日常を見せてくれたゼロティこと『ゼロの日常』。
連載が始まった1年前、誰が予想しただろうか。
ゼロティが筋トレバトル漫画になることを…。
だが、この先ゼロティがどんな進化を遂げようとも、忘れてはならない。
『ゼロの日常』は『名探偵コナン』のスピンオフだということを。
安室さんはFBI(赤井さん)に執着しているのだということを…!
一見ジャ○プ的な、筋肉と筋肉で語り合う爽やか友情バトルにも見えた2人の筋トレバトルですが、んなことはなかった。
「勝てない勝負はしない」を超える策を私は目の当たりにしたのだった。
安室さん、ほんと策士!恐ろしい男だぜ…!
それでは、以下ネタバレを含む感想です。ネタバレNGな方は注意してください。
ゼロの日常34話ネタバレ感想
キャメルかわいいよキャメル
今回は、アンドレ・キャメル トレーニングの流儀…かと思いきや結局お目当てはグルメ!
美味しいもの目当てでトレーニング場所を決めちゃうキャメル、かわいいよ…
今週のNext Zero’s Teatimeをお届けします☕︎
あの大柄の男が再び…!?
「少年サンデー」26号は今週水曜日発売です!
今号も青山先生からプロットのアイディアを頂きました。
青山先生直筆の修正画はこちらです▷▷▷
(担当より) pic.twitter.com/flNsvLyjz7— 名探偵コナン ゼロの日常【公式】 (@zerotea_file) 2019年5月26日
そもそもホテルの階段でトレーニングして良いのか、ちょっと気になりますけどね(笑)
ちなみにホテルの階段でキャメルがトレーニングしているのは『名探偵コナン』本編のネタですね。
元ネタは赤と黒のクラッシュ 潔白/決死(アニメ502-503/原作58巻)です。
黒の組織とFBI・コナン君達が対決する、本編において重要な回でもあります。
少年サンデーの公式アプリ『サンデーうぇぶり』で無料で読めるので、未読の方はぜひ!
ニュー米花ホテルは44階まであるようです。
それを「トレーニングにちょうど良い」って感じるあたり、キャメルはもちろん安室さんも立派な筋トレマニアですよね(笑)
ゼロの日常は筋トレバトル漫画になりました
まさか、最新の体幹トレーニングを『ゼロの日常』で知ることになるとは思いませんでした。
安室さんオススメの体幹トレーニング・プランクを実際にやってみたんですけど、身体がなまりまくってる私にはしんどかったです…(泣)
膝立ててやる初心者向けのプランクが良い感じでした。
物言いは嫌味だけど最新のトレーニングを教えてあげたり、なんだかんだ一緒にトレーニングしたり、
それ以前にそもそも同じ場所をトレーニングに最適だと感じていたり…、
最初はそう思いました。
鍛え抜いた筋肉。汗を流し、限界を超え、全力で闘う2人。
お互いのプライドを賭けた、絶対に負けられない闘い。
そして夏子先生の事件でこれでもかとバカにされた安室さんに、筋トレバトルで勝利したキャメルの清々しい笑顔!
キャメルの勝利を素直に認める安室。
本気の筋トレバトルを通じて、国籍や組織などの枠を超えて2人の間に熱い絆が生まれた…!
すごいスペックの持ち主なのに筋トレバトルに本気になっちゃう、安室さんとキャメルの少年のようなかわいらしさも演出した爽やかバトル漫画だ…!
途中まではそう思っていました。
だが…違ったんですね安室さん。
安室さんはどこまでも安室さんだし、とんでもない策士だったんですね…。
「勝てない勝負はしない」を超えた
私、勝負事で最強の策って「勝てない勝負はしない」だと思っていたんです。
良く言えば客観的、悪く言えば逃げ腰って感じですかね。正面からぶつからないというか。
でも安室さんは、正面からぶつかった上で「勝てない勝負はしない」を超えた策を私に見せてくれたんです。
だって今回の勝負、勝っても負けても絶対に安室さんがおいしくなる仕組みですもんね。
安室さんが勝ってたらそれだけですごいし、10往復済みということをキャメルが知ったら当然ダメージを食らう。
安室さんが負けたとしても、34話の流れ通りキャメルがぬか喜びしているところに10往復のカウンターが入って「上げて落とす」状態になる。
この「勝っても負けてもおいしい」って最強の策じゃない…?
更に安室さんが策士なのは、目線と言葉で巧みに「キャメルから勝負を挑ませてる」っていうところなんですよね。
情報の遅れを指摘し、上から目線でアドバイスし、キャメルの感情が乱れているのを見逃さず、キャメルよりちょっとだけ先をいくように調整してトレーニングする。
最後に嫌味(だが正論)でぐうの音も出ない状態にして、キャメルに「自分が勝てるかも」と思わせ勝負を挑ませる。
うーん、策士…!
相手から勝負を挑んでくるよう時間をかけて誘導するあたりが、なんていうかネチネチして(←褒めてる)安室さんっぽいというか…
あ、やっぱゼロティでもFBIに執着してるんだね。って感じて妙にホッとしました(笑)※個人の意見です
もちろん、階段ダッシュ自体は安室さんも本気で走っているように見えましたけどね!
しかしキャメル、Yeeesss!!からの10往復は堪えただろうな…
しかも、安室さん本人からじゃなくて梓ちゃん経由でそれを知るっていうのが、認めざるを得ないという感じで余計つらいよね。
せっかく楽しみにしていたフルーツジュースだったのにね(泣)
頑張れキャメル\(^o^)/
何か1つだけで良いから、キャメルが安室さんより上手くできることを作品内で見てみたいなぁ。
でも、安室さんの唯一の弱点は赤井(公式情報)だからやっぱり難しいのかな…
ゼロの日常34話ネタバレ感想まとめ
以上、ゼロの日常34話『Ready Go!!』のネタバレ感想でした。(2019/5/29発売・少年サンデー2019年26号掲載)
ゼロの日常34話を一言でまとめると…『ゼロティは筋トレバトル漫画に進化したけど、安室さんはどこまでも安室さんで安心した回』でした。
安室さんほんと策士だよね…
次回の『ゼロの日常』は堤無津川!
今週に引き続きトレーニング回なのか、ハロちゃんのお散歩なのか、それともコナン本編の事件絡みか?
コナン本編で堤無津川といえば、コナンさんの盗聴顔が話題になった凧揚げ大会だけど、時期的に違うかな…?
次回も楽しみにしています。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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