考察

【名探偵コナン】若狭留美の正体は浅香?羽田浩司との関係は?【ラム編考察】

名探偵コナン・ラム編の考察です。

ラム編では黒田兵衛、若狭留美、脇田兼則の3人がラム候補としてあがっています。今回は、3人の中でも比較的ヒントが多い若狭留美の正体について考察します。

【2018/12/20追記】BLACK +PLUS SDB発売後の考察メモは下記の記事から読めます。

忙しい人向けに、最初にこの記事の要点を書きますね。この記事の要点は以下の3点です。

  1. 若狭は浅香である
  2. 若狭は元公安関係者である
  3. 黒田は羽田浩司の死の原因を作った?

それでは、詳しく見ていきましょう!

 

若狭留美の正体は浅香?

私は若狭留美の正体は浅香であると考えています。その根拠、伏線と思われる描写を書き出します。

↓コナン君は「怪しい」と思っているみたいですが…?

根拠1.名前のアナグラム

色々なところで言われていることですが、若狭留美という名前が羽田浩司事件のダイイングメッセージのアナグラムになっています。

U MASCARA

(W)+ACASA RUM+(I)

WACASA RUMI(若狭留美)

という具合です。

現状ダイイングメッセージの意味はCARASUMAであるとされてます。なので被害者が若狭留美の名を残したかったのではなく、浅香がダイイングメッセージをもじって若狭留美という偽名で生活していると考えたほうが自然です。

更に、WACASA RUMIのWをひっくり返してMにしてから文字を並べ替えると…

RUM,I’m ASACA(ラムよ、私は浅香だ!)

というラムへの宣戦布告メッセージにもなるのです。少々強引な気もしますが。

ちなみに、新聞で若狭留美の名前を見た脇田が「トンチがきいてる」と言っているため脇田も羽田浩司事件の関係者ということになります。現場に残されたダイイングメッセージを知らなければ、若狭の名前を見て「トンチがきいてる」という発想にはなりませんからね。

 

根拠2.強すぎる

強盗犯もゲスゴルファーも一発で倒す戦闘能力の高さ。しかも右目が見えていなくてこれって、強すぎません?(笑)

若狭の正体がアマンダ・ヒューズという要人のボディーガードである浅香だったなら、これだけ強いのも納得です。

戦闘能力の高さで言えばメアリーも浅香の候補として挙げられそうですが、現時点では私はメアリー≠浅香と考えています。

羽田浩司事件があった17年前はちょうどメアリーが真純を出産した前後のはず。出産前後のメアリーがアマンダのボディーガードとして帯同するとは考えにくいからです。

 

根拠3.女性である

下記の真純とメアリーの会話、コナンのモノローグから浅香は女性であると言えます。

真純「浅香は女だってことを堀田がつかんだみたいだって…(略)」
メアリー「そんな事か、くだらん」

(別の場面)
コナン(浅香はボディーガードで…女…)

引用:名探偵コナン90巻 ©Gosho Aoyama 2016

一方、95巻では若狭の身体に大きな傷がある姿が描かれています。このコマの若狭はなぜか下着姿です。話の流れ的にサービスカットではなさそうなので、何かの伏線だったり必要性があったためと考えられます。

若狭のこの姿から、何が読み取れるでしょうか?

引用:名探偵コナン95巻©Gosho Aoyama 2018

 

このコマは、

  • 大きな傷がある→若狭がボディーガードだったこと
  • 若狭が女装した男性でなく、女性であること

の2つを示しているのではないでしょうか。

服を着た状態なら小柄で中性的な男性の女装ということも考えられますが(成実先生みたいに!)下着姿で女性の身体であればその可能性は低くなります。

もちろん下着姿であっても胸パッドなどを入れれば女性に見えなくもないでしょう。しかし周りを欺くための女装であれば、一人でいる時にそのような細工は不要なはずです。

メタ視点で考えてもこれで男性だったらさすがに回りくどいので素直に『女性』と受け取って良いと思います。

赤井務武や羽田浩司が実は生きていて若狭に変装しているのでは…と考えたこともあったのですが、その可能性はなさそうですね。

【2018/12/20追記】BLACK +PLUS SDBを読んで、若狭は羽田浩司の変装である可能性が自分の中で再浮上しました。

以上、①名前のアナグラム ②強すぎる ③女性である の3つの根拠から、私は若狭=浅香と考えています。

 

若狭と羽田浩司の関係は?

若狭の正体が浅香だったとして、浅香は羽田浩司事件の犯人ではないのでしょうか。また、羽田浩司とはどういう関係なのでしょうか。

まず私は、浅香は羽田浩司事件の犯人ではないと考えています。さらに、これも有名な話ですが若狭=浅香羽田浩司の恋人(または血縁者)と考えています。

以下、浅香≠犯人と考える根拠を書き出していきます。

 

根拠1.将棋の駒

1つ目の根拠は単純で、若狭が将棋の駒を持ち歩き身につけているからです。大切な人の形見として持ち歩いていると考えるのが自然ではないでしょうか。

憎き人そっくりに変装していた安室の例もあるので一概には言えませんが(笑)、一般的には憎き相手にまつわる品より大切な人の形見を持ち歩く人の方が多いと思います。

アマンダは羽田浩司の大ファンだったので、浅香がアマンダを介して羽田浩司と親しくなり恋人関係になったというのは有り得そうです。当然そのような近しい関係なら浅香(若狭)が犯人とは考えにくいです。

93巻では、右目が失明寸前になった…というゲストキャラの会話を聞いた若狭が、ズボンのポケットに入った将棋の駒を握りしめ怒りを露わにしています。

これは若狭(浅香)が羽田浩二事件の現場にいて、その時の肉弾戦が原因で右目が見えなくなったということではないでしょうか。自分の失明の原因となり大切な人を失った事件を思い出して怒りに震えていたのかもしれません。

若狭=浅香は羽田浩司の復讐を果たすため、および真犯人を見つけ自分への疑いを晴らすために羽田浩司事件を調べているのだと推測しています。

 

根拠2.ダイイングメッセージ

メタ視点での話です。

事件現場に残された手鏡のメッセージがASACA RUMではなくCARASUMAだったことも浅香が犯人でないと推測する根拠のひとつです。

厳密にはあのメッセージがCARASUMAとも読めるだけであって、ASACA RUM(浅香=ラム)が否定されたわけではありません。

しかし現在まで、

PTON?

違う、ASACA RUMだ!犯人は浅香でラムだ!

違う、CARASUMAだ!ボスは烏丸だ!

という流れになっているので、ここで更に


実はASACA RUMとCARASUMAのダブルミーニングだ!

とメッセージの解釈が変わるのはストーリーの進行上無いかなぁ…と思っています。あんなに大々的に発表された「ボスは誰なのか」の答え合わせのインパクトが薄まってしまいますしね。

 

若狭は元・公安関係者?

私は、若狭が元・公安関係者であると考えています。若狭・黒田邂逅キャンプ回(93巻)を振り返って、その点を探っていきます。

黒田の回想シーン

黒田が白鳥から「管理官…管理官…」呼びかけられている場面ですが、1コマだけ見ると若狭が「管理官…」と呼んでいるように見えませんか…?

引用:名探偵コナン93巻 ©Gosho Aoyama 2017

 

この場面、黒田が過去に若狭から「管理官」と呼ばれていたことを示しているのではないでしょうか。例えば公安の部下とか、黒田の協力者とか。

アマンダはFBIやCIAにも顔が利く大物でした。であれば浅香がアマンダのボディーガードという立場を利用してアメリカの諜報機関や黒ずくめの組織の情報を探っていた可能性は充分考えられます。

浅香はその情報を黒田に提供していたのではないでしょうか。

 

黒田への敵対心

同エピソード内で、若狭が明らかに黒田に敵対心を抱いている様子が描かれています。仮に若狭が公安関係者だったとすると、仲間なのになぜ若狭は黒田を恨んでいるのでしょうか。

若狭=浅香=羽田浩司の恋人 を前提とするなら、黒田が羽田浩司の死に大きく関わっていたとすれば説明がつきそうです。

羽田浩司の遺体そのものを回想していることから、少なくとも黒田が羽田浩司事件の現場にいたことは間違いないでしょう。

仮に黒田が羽田浩司の死に関わっていた場合、

  1. 黒田=ラムで羽田浩司を殺害した
  2. 黒田≠ラムだが羽田浩司の死の原因となった

の2つのパターンが挙げられますが、私は②だと考えています。

 

若狭が黒田に向けた言葉にヒントがありそうです。

「まさか気になる人物を観察する為に…業火に包まれる隣のテントを野放しにしたなんて事ありませんよね?」

引用:名探偵コナン93巻 

このセリフが羽田浩司事件の暗喩であるとしたらどうでしょうか。ここからは完全な憶測になってしまいますが…

キャンプ事件:気になる人物を観察するために、業火に包まれる隣のテントを野放しにした
羽田浩司事件:ラム(?)を観察するために、瀕死の羽田浩司を放置した

つまり黒田は羽田浩司の命の危機を知りながら、羽田の救護よりラムを追うことを優先した

その結果救命措置が遅れ、羽田浩司は死亡してしまった

もし羽田浩司事件にこのような背景があったとすれば、黒田が救護していれば羽田は死なずに済んだのに…と、若狭が黒田に強い敵意を向けるのにも納得できます。

 

若狭と黒田は初対面なのでは?

黒田は若狭を探っている描写はあるものの、面識があったようには見えません。若狭が公安関係者だった場合この描写は矛盾します。

これは、

「私をご存知なんですね?」

引用:名探偵コナン93巻 

という若狭のセリフがヒントになりそうです。

若狭は黒田が事故に遭い記憶が曖昧であることを知っていて、このセリフを

  • 「私のことを覚えているのか」という記憶の確認の意味
  • あなたが見殺しにした羽田浩司の恋人である私のことを覚えているんですね?それなのに、よくもそんな何事も無かったかのような顔をしていられますねという嫌味・挑発

で使ったとしたらどうでしょうか。

黒田は事故の記憶障害で羽田浩司事件のことを覚えていない可能性があります。若狭と羽田浩司を回想している場面から、二人のことを断片的には覚えているけれどきちんと思い出せていないのではないかと思います。

前述の通り、私は黒田≠ラムかつ羽田浩司を殺害した直接の犯人ではないと考えています。もしその通りなら、黒田に対する若狭の恨みは一見お門違いのようにも思えます。

しかし若狭が元・公安関係者だったのであれば、信頼していた黒田が羽田浩司を見殺しにしたことが許せないのも納得できます。

 

「名探偵コナン」で定番の構図

この「信頼していた仲間が大切な人を助けてくれず死んでしまった」という構図、実は今までも名探偵コナンに登場しているパターンです。

灰原→(信頼)→コナン→(助けられなかった)→明美(死亡)
降谷→(信頼)→赤井→(助けられなかった)→スコッチ(死亡)

そして

若狭→(信頼)→黒田→(助けられなかった)→羽田浩司(死亡)

と考えると、若狭と黒田がかつて協力関係にあったのも有り得そうな話じゃないですか…?

 

矛盾点・疑問点

若狭の正体が浅香だとすると、矛盾や疑問が生じる点がいくつかあります。まだしっかり考察できていないのですが、今の時点での考えを挙げていきます。

疑問:若狭は味方か敵か

若狭=浅香だとして、若狭はコナンの味方・敵どちらなのでしょうか。コナンを探るような怪しい描写はたくさんあるのですが…。

仮に若狭が黒田を「管理官」と呼ぶ関係だったなら、少なくとも若狭は「悪い奴らの敵」だとは思います。前述の通り、私は黒田≠ラムと考えているので。

ただし若狭は元組織の人間、現NOC、NOCと繋がりがあるなど組織に何らかの形で関わっているのは確実でしょう。でないと、若狭がAPTX4869使用者リストを閲覧できていることに説明がつかないからです。

若狭がリストを見ている理由が、シンプルに組織が若狭にハッキングされただけ…というのはお粗末すぎますしね。若狭がそっちの筋のスペシャリストという可能性もありますが、原作でそのような描写がない以上このセンは薄いと思います。

灰原が何らかの理由で組織にいた頃の若狭を思い出したのであれば、キャンプ回で若狭に感じた組織臭や「私、好きだから若狭先生…」発言とも辻褄が合いそうです。

 

矛盾:浅香が手鏡を持っていた理由

堀田凱人が掴んだ情報によると、PUT ON MUSCARAの手鏡を持っていたのは羽田浩司ではなく浅香でした。

この手鏡がエレーナの遺品と同じ品ということが引っかかります。エレーナと浅香に関わりはないと思うのですが…。読者にメアリー=浅香と思わせるミスリードでしょうか?

手鏡が浅香の正体につながるヒントと捉えると、浅香=務武で、務武がメアリーから手鏡をもらったというセンでしょうか。

これならばエレーナの遺品と同じ品ということや、身近な女性から手鏡をもらったという点で、灰原の「もしかしたら羽田浩司も母親とかから貰った物かも」とも繋がります。ただしこの場合、浅香が女性であるというのはミスリードになりますが。

更に、浅香=務武なら沖矢(赤井)が裏切り回冒頭で「世良のまわりに浅香と名乗る人物はいないか」と蘭・園子に質問していたこととも繋がります。

赤井は務武が生きていると信じています。父が真純に接触しているかもしれないと考えたなら、浅香と真純を結びつけたこの質問の不自然さも解消されます。これもメアリー=浅香と思わせるミスリードかもしれませんが。

浅香=務武の場合、若狭はボディーガードではないということになります。一般人なら、若狭が傷だらけであることやAPTX4869使用者リストを見れていることに説明がつきません。

浅香=務武なら若狭=ラムなのか?うーん、堂々巡り…(笑)浅香の手鏡がエレーナの遺品と同じ品ということに深い意味はないのかもしれませんね。

 

疑問:若狭がコナンを探る理由

若狭は明らかに初登場時からコナンのことを探っています。若狭=浅香であり羽田浩司事件の真相を追っているとしても「江戸川コナン」を探る理由が見当たりません。

考えられる可能性をいくつかあげてみます。

  1. 若狭とメアリーに繋がりがある
  2. 若狭は今も公安関係者(協力者など)で、降谷から指示を受けている
  3. 若狭は組織の人間で、小五郎を調査している

あたりでしょうか。それでは一つずつ見て行きましょう。

 

①若狭とメアリーにつながりがある

浅香(若狭)も務武も羽田浩司事件に直接関わっていたのならば、事件の前後で若狭と務武の接触があった可能性は充分考えられます。

務武繋がりでメアリーと若狭が連絡を取れる間柄だとしたら、コナンを探っていることにも説明がつきそうです。

メアリーはコナンの盗聴器や蝶ネクタイ型変声機を興味深いと評しています。また、真純からコナンが自分達の味方になるかもしれないと話をされているはずです。

コナンがそれに値するかどうか若狭に見定めてもらうために帝丹小学校へ潜入させたとすると辻褄が合います。

 

②若狭は降谷の協力者である

現状「江戸川コナン」に興味を持ち調査しそうな大人は降谷、黒田、メアリー、ジンあたりでしょう。

若狭が公安関係者かつ黒田と敵対していることを前提とするなら降谷から指示を受けていると考えるのが自然です。

ただし降谷もポアロに潜入しているので、これはあまり意味がない気がしますね。降谷が直接調べたほうが早そう。

 

③小五郎の調査

例えば若狭が組織の人間で、ジンから小五郎の調査を命じられているとしたらどうでしょうか。

ジンはブラックインパクトの時から一貫して小五郎のことを「シェリーと関係がある」「組織のことを探っている」と疑っています。

堀田凱人の事件で更にその疑いを強めたのなら、手下に小五郎の調査をさせてもおかしくありません。

もし若狭がジンから小五郎を探れと命を受けたのなら、コナン経由で近づこうとしているということは考えられます。

しかし現状若狭と小五郎の絡みが一切無いので、可能性は低いと思います。

更にこの場合の若狭は小五郎とシェリーの関係を疑っているはずので、シェリーの顔を知らないはずがない。灰原と何度も顔を合わせている時点で、現・組織の人間であるとは考えにくいんですよね。

 

まとめ

以上、若狭留美の正体に関する考察でした。改めてまとめると、

  1. 若狭は浅香である
  2. 若狭は元公安関係者である
  3. 黒田は羽田浩司の死の間接的な原因を作った

というのがこの記事での主張でした。

若狭先生いかにも怪しすぎて何が何だか…。正体が明かされることを楽しみにしています!最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

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