犯人の犯沢さん23話『平成最後の魔術師』のネタバレを含む感想です。(少年サンデーS・2019年4/1号)
今回は『名探偵コナン』の本編キャラが過去最多で登場する豪華回です!
それだけでも充分ワクワクしちゃうのですが、本当にすごかったのは…。
思わず何度も読み返してしまった、エンターテインメント性の高い良回です♪
犯人の犯沢さん23話ネタバレ感想
※以下、ネタバレを含む感想です。ネタバレNGな方は注意してください。
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ふろくはキッドのクリアファイルです✨
紙を入れると色が変わります!!!!!
2ページばかりですが『犯沢さん』の試し読みをどうぞー!😎 pic.twitter.com/lAqrZ5B3Wq— 名探偵コナン 犯人の犯沢さん【公式】 (@hanzawasan_file) 2019年2月27日
キッド様はなぜポメ太郎を狙う?
今回は話の展開がテンポ良くサクサク進んでいきますね!
疲れて→ポメ太郎に癒やされ→米花町のみんなも癒やされ→ポメ太郎が帽子黒タイツにさらわれかけ…と。
さらに、快斗が変装してまでポメ太郎に近付こうとしてる。
なぜキッド様はポメ太郎を狙うのか?という謎が読者にも明かされないまま後半まで引っ張られるのが、いつもの犯沢さんと一味違いミステリっぽくてドキドキしました!
恒例の小ネタも効いてて最高でした(^^)b
犯沢さんに合わせて変わるワトソン君の表情(綾小路シマリスシステム)、キッド様の史上最高に雑な予告状、京極さんが持ってる「問答無用」の札、などなど。
クスクス笑いながら読みました。キッド様が「生存率の神様」とか「命を司る神様」とか神格化されてるのも地味にキます…(笑)
高校生カップル、イチャつきすぎィ!
今回も犯沢さんのツッコミが的確過ぎます。
「子供多くない?たるんでるの?警察。」「なんかみんなイチャイチャしてない?」とか、まさに読者の心を代弁してる(笑)
ずっと『名探偵コナン』読んでると感覚がマヒしてくるけど、事件現場に子供がいたりラブコメしたりとか、普通におかしいからね…?
ここでもしっかり小ネタ挟み込んできてるのはさすがですね。
『妖精の唇』とか、映画予告編のセリフとか。ポメ太郎が増殖する中、平次と和葉が人魚島の再現してるのはほんとカオス。
本物の蘭姉ちゃんよりキッドの変装の方が(ツノの角度が)原作に近いのもツボでした。どういうことだよ!(笑)
ひとつだけ気になったのが、蘭姉ちゃんの「あたし達」というセリフ。蘭姉ちゃんの一人称は「わたし」なので…。
細かいところ気にしすぎなのかもしれませんが、その辺が徹底されてたら本当に最高だと思いましたm(_ _)m
【4/18追記】単行本4巻で「わたし達」に修正されていました!
キッド様の伏線回収が鮮やか…!
、犯沢さんとキッド様の直接対決の場面。
キッド様の「私がなぜポメ太郎君を狙ったか、わかりますか?」は犯沢さんへの問いかけだけど、同時に読者への問いでもあったのではないかと思います。
このセリフの仕掛けというか言葉遊び、ちょっとおしゃれじゃないですか?
物語の序盤で出てきた帽子黒タイツが、まさかここで伏線回収されるとは…!
快斗が変装してポメ太郎に接近するくだりは、実は初見ではどういうことなのかよくわからなかったんです。
でもこのタネ明かしを見て「そことそこが繋がるのかー!(゚∀゚)」と謎がとけ、めちゃくちゃカタルシス感じました…!
キッド様がポメ太郎を狙う理由がずっと謎のまま引っ張られて、緊迫したシーンで伏線回収されるのがめちゃくちゃ気持ちイイ!
ミステリっぽいというか、いつもの『犯沢さん』とひと味違って楽しめました。話の構成の巧さに感動して、その場で2度読み返しちゃいましたもん。
いやー、シンプルに面白い!!スカッとした読後感で、読んだ後HAPPYな気分になりました(^^)
『犯沢さん』の感想記事で何度か書いていることなんですが、私、『犯沢さん』の作中に『名探偵コナン』本編の犯人や遺留品が登場するのがすごく好きなんです。
点と点が繋がったような、視野が広がったような感じがして楽しいんですよね。
でも今回の23話では『名探偵コナン』と『犯沢さん』の世界が繋がったというより『犯沢さん』の1つの話の中で点と点の繋がりが完成されていると感じました。
23話がとても濃厚で面白いのは、そのあたりが理由なのかもしれないな…?と思いました!
犯沢さん23話に登場した本編キャラ
23話でも『名探偵コナン』本編のキャラクターがたくさん登場しました。
犯人の犯沢さん23話に登場したコナン本編キャラ一覧※バイト仲間は除く
- 江戸川コナン
- 毛利蘭
- 服部平次
- 遠山和葉
- 鈴木園子
- 京極真
- 小嶋元太
- 円谷光彦
- 吉田歩美
- 目暮十三
- 阿笠博士
- 怪盗キッド(黒羽快斗)
- 寺井黃之助
- 中森青子
- 中森銀三
- 風見裕也
- 鶴山麗子(ゼロの日常より)
23話では、なんと17人もの本編キャラが登場しました!過去最多かも。
個人的に、阿笠博士が超さりげなく登場しているのにニヤニヤしちゃいました。
阿笠博士がどこに出ているか、気づきましたか?ちなみに私は3回読んでやっと気づきました…(笑)
読者としてはこんなにたくさんのキャラが見られてめちゃくちゃ楽しかったのですが、これは描くの大変だろうなぁ…と思います。
かんば先生、ありがとうございます&お疲れさまでした!
犯人の犯沢さん23話まとめ
以上、犯人の犯沢さん23話『平成最後の魔術師』のネタバレ感想でした。(少年サンデーS・2019年4/1号掲載)
犯人の犯沢さん23話を一言でまとめると…『キッド様の伏線回収が鮮やか!話の構成に魅了された良回』でした。
本編キャラがたくさん登場して豪華な回でしたね。高校生カップルたちはイチャコラしまくってるし、犯沢さんがド正論すぎるツッコミしてくれるしで、本当に楽しめました!
キャラだけじゃなくて、話の構成もすばらしかったです。
キッドがポメ太郎を狙う理由が明かされたとき、一見関係なさそうな2つの出来事が結びついて伏線回収される作りがめちゃくちゃ面白かった…!
23話は、今までの「犯沢さん」の中でもかなり上位に食い込む好きな回になりました(*^^*)
最後は青子ちゃんのおかげで無事ポメ太郎が犯沢さんのもとに帰ったようで安心しました(笑)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました♪
トモゾーさん、こんばんは!コメントありがとうございます(^^)
今回の話は、本当に構成がよく練られてる…!とちょっとした感動すら覚えて何度も読み返しちゃいました。
そういえば『犯沢さん』にキッド様が初登場の話(3巻FILE1)もめっちゃ面白くて大好きです!
まじ快のノリと『犯沢さん』のノリは相性が良いのかもしれませんね。
かんば先生の怪盗モノは『錦田警部はどろぼうがお好き』ですね!わたしもうぇぶりで読みました~!あの感じ、好きです(笑)
今回はトモゾーさんの推しの風×鶴が登場しましたね…!(違う)
単行本の巻末おまけ漫画とか、今回みたいな1カットとか、そのくらいの露出で2人の絡みをコッソリ覗き見してみたいです…
こんばんは!今回の『犯沢さん』は、結構好きな感じです!
雰囲気的に『名探偵コナン』より『まじっく快斗』寄りな感じがしました。実は私は『名探偵コナン』より『まじっく快斗』の方が好きだったりします。
あと小学生の時は『シャーロック・ホームズ』より『アルセーヌ・ルパン』の方が好きでしたね。
『名探偵コナン』で怪盗キッドが登場したおかげで、不定期とはいえ、『まじっく快斗』が復活したようなものなので、コナン様様です。
かんば先生は、怪盗物を描いていた時があるので、今回みたいな感じの話の方が、描くの得意なのかもしれませんね^^
サンデーうぇぶりで、かんば先生の怪盗物を読んだのですが、なかなか面白かったですよ!
(好き嫌いが別れそうですが・・・)
でも、かんば先生の怪盗物のタイトルを忘れてしまいました・・・。
今回の話で、風見さんと鶴山のおばあ様が一緒にいたのが嬉しくてしょうがないです!
なんで、一緒にいたんでしょう?
夜のお散歩デート?(笑)
(一体、私は風見さんと鶴山のおばあ様が、どうなって欲しいと思ってるんだろうか・・・?とりあえず、風見さんと鶴山のおばあ様のほのぼの話が読みたいです。)
とにかく、この話は、もの凄く綺麗にまとまっていて、「読ませる」話だと思いました!
犯沢さんのもっともなツッコミにくすりとさせられましたよ。
キッド様が、登場すると確かに生存率は、格段に上がりますが、人が死ぬの「0」ではないんですよね・・・。
そこが残念・・・。
コナン君についている死神は、かなり強力なんでしょうね・・・。
それにしても、米花町に住んでいる動物達は、「かわいい」という言葉に敏感なんですかね?
かわいいと言われるのも、サバイバル術の一つなんでしょうね(笑)
なんか、まとまりがなくなってきたので、この辺で。
『紺青の拳』の公開が近づいてきているので、今回のような話は、楽しいですし、テンションが上がりますね!
今年の映画も楽しみです^^