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コナン「紺青の拳」ネタバレ感想|詰め込みすぎ感は否めないけど…

名探偵コナン・映画「紺青の拳」を見てきました!

今年は映画館での鑑賞を「出国/帰国」「1フィスト」などと言うようですね。

私は「1戦交えてきた」か「1こぶし」でいこうかなと思います(^^)

で、最速上映含めて2こぶししてきたので感想を書きますね。「すっごく良かった!」という部分と「う~ん?」な部分がありました。

※この記事はネタバレを盛大に含みます。映画「紺青の拳」鑑賞後に読むことをお勧めします。

 

名探偵コナン「紺青の拳」ネタバレ感想

名探偵コナン「紺青の拳」ヒライバージョンポスター↑ヒライバージョンのポスター発見!(゚∀゚)

 

まずはラブコメ・ミステリー・キッド・アクションについて。続いて全体的な感想や演出について。最後に疑問に思ったこと・小ネタなどについて書いています。

 

【ラブコメ】京極さんと園子、かわいすぎ問題

まずはラブコメについて。うーん、これは良いラブコメ…!

京極さんと園子のことをもっと好きになりました(*^^*)

京極さんの未熟さが出ていたのが良かったですね。襲撃の貴公子といえども、精神面ではレオンにとって赤子の手をひねるようなもの。

最強無敵の京極さんにも弱点があるんだと知れてホッとしました(笑)

京極さんと園子って、コナン界の高校生カップルではいちばんすんなりと成立したんですよね。大きなケンカも特に無くて。

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それが今回、初めての正面衝突。いつも明るい園子の怒る姿に、京極さんはひどく動揺したと思います。

こんな時にどう接して良いのかわからず病室の前でずっと立ってるのも、身体的な危険を察知したら有無を言わさず園子を連れ去るのも、不器用な京極さんらしくて良かったです。

そして何より、絆創膏の秘密ですよ。かわいすぎかよ京極さん!それに対する園子も。

園子はずっと「自分が守られてばっかり」みたいな感覚だったのかな?

自分が京極さんの精神的な支えになってるんだってことを自覚して心底嬉しそうな園子(青山先生原画)が、本当に本当にかわいくてにやけてしまう…(*´∀`*)

今回のことで京極さんと園子の仲は今まで以上に深まりましたね~♡

 

 

【ミステリー】コナン君は安楽椅子探偵?


続いてはミステリーについて。ここは正直「うーん…」です。※個人の意見です

 

コナン君もうちょっと動いてほしい(´・ω・`)

コナン君が事件の内容を把握したのは、リシの家で捜査資料を見たからですよね。

それプラス、レオンに関するリシの一言だけで解決したのが、なんか蚊帳の外感というか…。

もう少しコナン君の活躍が見たかったです。コナン君が直接事件に巻き込まれたり、コナン君が動いて事件のカギを見つけたり。そういうシーンがある方が私は好きです。

今回はアーサー・ヒライとしてしか動けないから、いつもより行動範囲が狭くなるのは仕方ないと思うんですけどね。

あと、第一の事件でキッドカードが見つかったタイミングをリシが犯人たる根拠のひとつにしていましたが、そんなことまで捜査資料に書いてあったのかな?というのも疑問です。

捜査資料からは知り得ない内容なのでは…?と思いました。コナン君がそう言ってるんだから、書いてあったと解釈するしかないんでしょうけど。ちょっとモヤッとしたポイントでした。

 

「江戸川コナン、探偵さ」

モヤっとしたポイント2つ目は、最後の「江戸川コナン、探偵さ」の決め台詞です。

船が落ちるのと京極vsジャマルッディンがすごすぎて「あ、そういえば犯人いたっけ」って思っちゃったんですよね。

物語の骨太感・大筋での伏線回収があっての「江戸川コナン、探偵さ」だから物語が締まると思うんです。

今回は登場人物が多かったのもあって、細かい伏線がたくさん張り巡らされているように感じました。それはそれで楽しくもあるのですが、逆に物語の骨太感が感じにくかったような気がするんです。

結果「江戸川コナン、探偵さ」がちょっと浮いてしまったように思えて、個人的にモヤッとしたポイントでした。

 

リシと他キャラとの繋がり

シェリリン・タン、レイチェル、海賊とリシとの繋がりが客観的にわかるような描写ってありましたか?後で見返した時に「あー、ここかー!ってなるような」仕掛けというか。

「から紅」で言えば汚い車とか、起爆スイッチ押す時の指に指輪がはめられてたみたいな。

そういう繋がりを示すシーンがわかるかわからないかくらいでさりげなくあると、後から見返した時に面白いんですけど…。

そういった描写がなかったのがちょっと残念でした。

これは私が見落としてるだけかもしれないので、また見に行って気づいた箇所があれば追記します。

 

【アクション】一線を超えた京極さんw

いやー、アクションは想像をはるかに超えて面白かったです。

京極vsキッドのシーンでは、コナン君がキッドを助けて一時的に京極さんの敵になるという構図がレアで良いですね。

コナン君があのサッカーボールを「中」で蹴ったのか「強」で蹴ったのか気になります。京極さん、平然とパンチしてたし傷ひとつ残ってないっぽかったからなぁ…。

二度と無いと思うけど、仮に今後コナン君が京極さんと闘うことになったとしても、キック力増強シューズでは敵わないということがわかりましたね(笑)

一線を超えた京極さんは好みが分かれる部分だと思うのですが、私は好きです!劇場版だし、このくらいやっちゃっても全然アリ。

今回はコナン君のスケボー芸もなかったので、やりすぎくらいでちょうど良かったと思います。

レオンの陰謀とミサンガで力を抑えつけられた京極さんの図は本当に上手くできているなぁと感心しました。

強いて言うなら、ホーカーズの暴漢はレオンの仕業だと京極さんが知り、怒りでミサンガが切れて覚醒…みたいな展開だともっと面白かったかなぁと思います。

ミサンガの洗脳はコナン君とキッドの機転によって解かれていますが、そこは京極さん自らの力で破ってくれたらめちゃくちゃかっこよかった。

クライマックスは、アクションというかもうパニックですよね。パニック映画。

爆発は想定内でしたが、まさか船が落ちるとは思ってなかったです(笑)

シンガポールの人的に、あれは大丈夫なんだろうか…。よくOK出たなぁ。シンガポールさんありがとうございます。

 

【キッド】シンガポールと相性◎もう少し見せ場がほしい

今回、ラブコメと並んで映画の軸となった怪盗キッド。

シンガポールの街並みや光の感じ、色使いがめちゃくちゃキレイできらびやかで、キッドの雰囲気にぴったりでした!

シンガポールが舞台の本作にキッドを登場させたのは大成功だったと思います。

今回はキッドがけっこうピンチだったので、最後にスルッとキャリーケース盗むだけじゃなくもう少しかっこいい見せ場があっても良かったかなぁと思います。

オッチャンに絡むところとか蘭ちゃんとのプールのシーンとか、快斗が感じられたのは面白かったです。

ただ、個人的にはコナン君とキッドの距離感はもう少し遠いほうが好きかなー。

幻想的な夜景の雰囲気・海外の非現実感はキッドの良さが生きるシチュエーションだと思うので、もう少し謎めいたキザなキッドだったらもっとかっこよかったはず。

今回のキッドの立ち位置ではそういう演出は難しかったのだとは思いますが、そこだけちょっと残念です。

 

【全体を通して】ちょっと詰め込みすぎかな…

ここまでのラブコメ・ミステリー・アクションそれぞれの良し悪しを踏まえて、全体を通しての感想です。

まずいちばんに思ったことは、ちょっと要素詰め込みすぎかな…ということです。もうちょっとスッキリわかりやすい話でも良かったかなぁと。

 

前提として話の軸がブレやすい

「紺青の拳」は①キッドの登場②京極&園子のラブコメ と、話の軸が2つあるんですよね。

2018年は公安、2017年は平次&和葉のラブコメ、2016年は組織、2015年はキッド…と、事件の他に軸となる要素は基本的に1つでした。

なので、「紺青の拳」では例年に比べて話の軸が増えます。それに加え、初の海外です。英語と字幕があることで、否が応でも意識は削がれます。※英語や字幕自体がダメと言いたいわけではない。リアリティがあってむしろ良かったです。

つまり、もともと話がブレやすいというか伝わりにくくなる要素が多いんですよね。

なのでミステリーの展開はもう少しシンプルで良かったんじゃないかなと思いました。

 

キャラの背景を知りたい

「紺青の拳」ではゲストキャラが多いです。メインキャラも含めそれぞれが思惑と嘘を抱えて動いています。

それを考えながら見るのは楽しくもありますが、物語の壮大さ・骨太感が欠けてしまった要因でもあると思います。

また、ゲストキャラが多いことで一人あたりの尺が短くなり、キャラの心情や背景を深掘りできていないように感じました。

例えば今回キーマンとなるレオン。

犯罪行動心理学のスペシャリストという肩書きは、初対面でコナン・キッド・小五郎の素性を見抜いたり京極の弱みに付け込んだりというシーンでは生かされていました。

しかし、タンカーを衝突させてまでシンガポールの街を変えたい(あるいはお金儲けしたい)という信念や野心は感じられず、レオンの経歴やパーソナリティーとはいまいち結びつきませんでした。

レオンの提案をジョンハン・チェン達から一笑に付された会議シーンが動機だとは思うのですが…。

そもそもどうして犯罪行動心理学/警備会社社長であるレオンが街づくりを?そこにはどんな思いがあるの?っていうのが謎なんです。

街づくりをしたい!という信念や、この街を自分の思い通りにしたい!お金儲けしたい!というレオンの野心が見えないから、タンカーを衝突させる発想もちょっと疑問でした。

レオンが最初から中富を騙してたエピソードも、それ単体ではゾワッとして面白かったのですが、ラストで中富を絡ませるならミスリード枠になるくらい活躍しても良かったかなぁと思います。

登場人物がもっと少なく、主要キャラの背景をもう少し深く知ることができる方が個人的には好きですね。

そしてコナン君が事件を解いた時に、犯人や主要キャラの抱えた思い・背景と事件のカギが繋がって伏線回収される…という展開だと胸アツです。

ただ、恥ずかしながら2回見てもちゃんと理解できていない部分があります。特に、タンカー止まってからのパニック展開に目が追いつかず…(笑)

あと何回か見に行って、単純に自分の理解が足りなかっただけだと思った場合には追記しますね。

 

演出・音楽などもろもろ

アーサー・ヒライのBGM

名探偵コナン「紺青の拳」アーサー・ヒライパネル↑ヒライパネル発見!(゚∀゚)

 

「ボ…ボクの名前は、アーサー・ヒライだ!」が1話のオマージュになっているのは面白かったです!

 

ただ、あそこで流れた「てーてれってってー♪」は、事件解決したときの音楽って感じしません?

序盤の序盤で流れるのはちょっと違和感を覚えました。

アニメ初期に使われてた別のBGMだったら良かったかも。個人的には、あのシーンならハイロウズの「胸がドキドキ」が良かったかなぁと思います。

今はなきコテリン!のSEでも面白かったかも。

 

【追記】アニメ2話見返したら「ボクの名前は江戸川コナンだ!」のシーンでまんま同じBGMが使われていました。

それで監督はこのBGMを使ってくれたんですね。

違和感を覚えたのは事実なのですが、それを覚えてないでこんなこと書いたのが恥ずかしいです。間違えました。本当にごめんなさい!

 

「月の光」が美しすぎる

クライマックスにかけて流れた「月の光」、めちゃくちゃ良かったですね。

きらびやかな夜景、迫るタンカー、訪れる破壊の時…儚いピアノのメロディーは「壊れる」というキーワードがぴったりで、クライマックスをドラマチックに演出していたと思います。

超影響されやすいので、こぶし行ってからというものドビュッシー聞きまくってます。

 

博士のクイズ

今年もわからなかった…。ていうかコナンさんが速攻で解くからさ!ヒントとか考える時間とかほしいよ!(笑)

阿笠博士も言ってたけど、クイズはやっぱり探偵団がいないと盛り上がらないと思うの…(・ε・)

今回クイズにはシンガポールを絡ませなくちゃいけなくて、だけどコナン君は北海道に行ってる事になってるから探偵団にはクイズを出せなくて…っていう理由だとは思うんだけど、クイズは探偵団に出して探偵団と哀ちゃんの出番を増やしてほしかったです!

そろそろ、少年探偵団と新一&蘭のラブコメメインの劇場版が見たい…

 

名探偵コナン「紺青の拳」ネタバレ感想まとめ

以上、名探偵コナン・映画「紺青の拳」のネタバレ感想でした。

「紺青の拳」全体を通しての感想をまとめると…「正直詰め込みすぎ感は否めないけど、京極さんと園子が史上最高のかわいさ!要所要所が魅力的でトータルは満足」です!

キャラの背景を深掘りしたり、コナン君の見せ場が増えたらもっと面白かったと思います。

とは言っても、シンガポールの景色にキッドが映える美しさ・京極さんと園子のラブコメ・京極さんの一線超えたアクションなどはとても魅力的で楽しめました!

特に、京極さんのミサンガと絆創膏のくだりは最高に好きです。京極さんと園子のことがより好きになりました♡

迫力のクライマックスと美しい映像は、映画館の大画面と音響で見ることができて本当に良かったと思います。

「紺青の拳」は初の海外に京極さんの銀幕デビューと、今年も新しい試みで楽しませていただきました。

毎年新しいことにチャレンジしてくださるのでファンも飽きずにずっと楽しめるのがコナン映画のすごいところだと思います。

今年もありがとうございました!来年の映画も楽しみにしています(^^)

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POSTED COMMENT

  1. ぽあろん ぽあろん より:

    トモゾーさん
    こんにちは!コメントありがとうございます(^^)1日で3回連続ですか!?相当ですね…(ほめてる)
    映像めちゃくちゃキレイ、京極さんと園子かわいい→同感です!
    作画は、引きの園子で2カット・蘭で1カット気になるところがありました。円盤では直っていると良いのですが…。
    背負い結び、私も完全にゼロの日常思い出しました!(笑)

    確かに中の人で犯人は予想しやすかったですね~。来年は声優さんの前情報を入れずに映画に臨むのもありかなぁと思いました。
    開眼と拳銃を口に突っ込んじゃう演出は好きです。でもリシはそこまで印象深い犯人にはならないかな…。そこに至る背景をもう少し丁寧に描いてくれてたらその演出がより生きたと思います。

    英語のセリフと字幕があること自体は私も賛成です!明らかに外国なのに全員日本語喋ってるよりずっと自然ですし。
    ただ、字幕を追っていると無意識レベルで気が削がれるのは事実としてあると思うんですよね。画だけでなく字も処理しているわけですから。
    気になるから字幕をやめてほしいということではなく、それを考慮してストーリーをシンプルにしたり登場人物を減らしたほうが良かったのではないかという意見です。
    英語ができる人からすると、全然問題無い部分かもしれないですね!私はそれこそ小学生レベルで英語できないので、キツイかな?という感じでした(笑)

    円盤のコメンタリーは継続してほしいですねー。今年はぜひ園子と京極さんも参加を希望します(^^)

  2. トモゾー より:

    こんばんは、初日に3回連続で観るという、ちょっとヤバイんじゃない?という見方をした、コナンファンです(笑)
    3回連続で観た率直な感想は、映像メチャクチャ綺麗、園子と京極さんがメチャクチャ可愛い!小ネタでなんか笑った、ですかね。

    映像は、『ゼロの執行人』で、時々、絵が崩壊してた時があったので、今回、3回観た限りではアラはなかったと思います。一部、絵柄がコナンじゃないシーンがありましたけど(笑)
    で、園子と京極さんは、全体を通して、いちいち可愛いかったです(笑)
    小ネタ(?)は、私がそう思っただけなので、あれなんですが、『だが、しかし』と『ゼロの日常』?を思わせるようなシーンがあって、ちょっと笑ってしまいました。小五郎のおっちゃんが、「だが、しかし!」と言っていたシーンがあったような気がします。あと、「背負い結び」になんか反応してしまいました。『ゼロの日常』のスキー回を思い出しました(笑)

    それから、黒幕さんについては、中の人でおおよその検討がついてしまったので、リシさん登場した瞬間、「絶対、こいつ、怪しい・・・」で、最後の方のシーンで「黒幕やっぱり、お前か!」みたいな状況になりました・・・。
    なので、小物感うんぬんより表情が豹変したのと、レオンの口に拳銃をねじ込んだのが強烈すぎて、私の中では、リシさんは、なんかヤバイ奴になってます・・・。

    Twitterとか見ると、リシファンがちらほらいらっしゃいますね(笑)
    私は、コナンの中では、お気に入りの犯人っていないですね・・・。
    というか、コナンの犯人、何故かすぐに忘れてしまうという便利なんだか、不便なんだかよく分からない機能が私には備わってます(笑)

    私のお気に入り犯人は、断然、金田一の高遠さん!
    「殺人は、芸術だ」と言っているイカレ具合が、好きです(笑)いや、同意は全くできないんですけどね・・・。

    私の犯人の好みは置いといて(笑)、前情報で3分の1くらいは、英語で字幕がつくというのは知っていたので、それに関しては、あまり気にならなかったです。

    基本、洋画は字幕派なので、わりと慣れてるだけかもしれませんが・・・。小学生辺りにはキツイかな?とは、思います。
    そこに関しては、DVDで字幕なしで、どれだけ理解できるかみたいなのに挑戦しようとしてるくらいなので、むしろ英語の部分の方が集中して聞こうみたいなのは、ありました。

    トークショーで勝平さんが、シンガポールの警察の部分を日本の警察を演じている方々にやってもらったら、面白いのではとおっしゃっていました。(日本語吹き替えで)
    私も勝平さんに同意見です!
    ぜひとも、日本語吹き替え版を製作して頂けたらと思います。

    あと、特典のコメンタリーも、ぜひ継続してもらえたらと思います!
    『ゼロの執行人』のコメンタリー、面白かったので!

    以上、1回目は内容を追うのに必死、2回目は、小ネタにちょっと笑い、3回目は、寝不足で寝落ちしかけたヤツの感想です。

    あと何回、劇場で観られるかは分かりませんが、時間がある限り観たいと思います!

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