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【名探偵コナン】ゼロの執行人感想ネタバレ!安室透という男

 

劇場版名探偵コナン「ゼロの執行人」を見てきました~!2回見に行って感じた、「ゼロの執行人」のネタバレを含む感想について書いてみました。

 

1ページ目は【安室透編】、2ページ目は【事件編】となっています!

2ページ目【事件編】

 

それではどうぞ!

ゼロの執行人感想ネタバレ・安室透編

1ページ目では【安室透編】として主にコナンや安室の心情に着目して書いています。

以下ネタバレを含みますので、ネタバレNGな方はご注意ください。

 

真実VS正義

「真実VS正義」が今回の映画のメインテーマのひとつですね。

 

前日談からの繋がり

映画の前日談「ケーキが溶けた!」でも非常に分かりやすく描かれていました。

 

コナン:ケーキが溶けた原因を究明する、事件の謎を解く

安室:溶けても大丈夫なケーキを考える、事件を未然に防ぐ

という対比で、まさに探偵と公安警察の違いを表していたと思います。

 

また、安室の「君は大切な人のためならどんな捜査でもするんだ」というちょっと意地悪な言い方も、映画の「それとも…蘭ねえちゃんかな?」「コナンの本気の力を借りたい」というセリフへの繋がりが感じられて面白かったです。

 

今までは前日談と言っても直接的に映画の内容に関わる内容ではなかったんですよね。去年は映画に出ない京極さんメインの話だったし(あれはあれで好きだけど)今年は直接的な映画のヒントにもつながっていて、より映画を楽しめました!

 

蘭ちゃんだってJK!

映画冒頭のオッチャンが捕まるシーン、ポアロの外掃除をしている安室とコナンの会話シーンは、コナンと蘭の絶望感がとても良かったです。

 

主人公補正もあるけど、コナンて基本チートじゃないですか。何でも知ってるし、警察関係者からの信頼もあるし。映画でもスノボで雪崩起こしたりするしw、パラボラアンテナぐるぐる廻ったりするし、組織に対しても自分の力で対抗している。

蘭も映画では拳銃避けたりスパイと対等に肉弾戦したり10mくらい飛んだりするじゃないですか。もちろんそれはそれで楽しめるし様式美だと思っているので良いんですよ。

 

でも今回は警察にオッチャンを連れていかれてしまい、コナンはそれが絶対に偽装だとわかっているのに何もできない。蘭も身体能力が活かせない。違う種類の強さである「国家権力」を前に二人とも動揺してしまう。

 

なす術もない圧倒的権力とただの高校生の対比というか、大きすぎる壁を前にコナンも蘭も打ちのめされているのがドラマとして良かったですね。

安室の「警察はねぇ、証拠がない話には付き合わないんだよ」というセリフも良い意味で意地悪で、門前払いって感じで。

大きな力に太刀打ちできない、「普通の高校生」のコナン(新一)と蘭が見れたのが新鮮でした。

 

完全なる正しさなど…

でもこの一見コナン達を傷つける行動も、目的はテロの可能性を排除するため、つまり日本を守るためなんですよね。傷つく人が出たとしても「日本を守る・正義のために手段は問わない」というのが公安警察としての降谷の信念・目的である。

 

そして日本を守るということは結果としてコナン達を守ることにも繋がるのだから、矛盾するというか完璧に正しい正義は存在しないということですよね。

それに対してコナンの信念は「大切な人を守る・真実を追求する」こと。真実を明らかにするには矛盾を徹底的に排除しなければならない。そこには曇りが無く、危ういくらいの純潔さを感じます。楠田陸道の件はちょっと置いといて…笑

 

守りたいものが違うのだからどちらが良い悪いということはないのだけど、安室にとってコナンの信念はまっすぐすぎて眩しいのかもしれない。

電話ボックスから風見に電話しているときに朝日が昇るシーンが美しくて息を呑んだのですが、あの時もしかして安室はそんな事を思ったのではないか。一方で自分には無いそのまっすぐで純潔なコナンに希望を感じている部分もあって、昇ってくる朝日にその思いを重ねたのかなぁ、と感じました。

 

安室透(降谷零)という男

今回の主役・安室透もとい降谷零について。

安室透じゃなくて降谷零としての活躍が見れる…という前情報を見たので楽しみにしていたのですが、期待以上で大満足でした!!

 

原作でも降谷零としての顔ってほとんど描かれていないんですよね。バーボンより描かれてない。ギスお茶回(84巻)、緋色シリーズ(85巻)、比護ぬい回(94巻)くらいじゃなかったかなぁ。

だから降谷の仕事っぷり、信念、周りへの接し方…もちろん一部だけだと思うけどそういったものが垣間見えて楽しめました。

 

風見との絡み

声優さんってすごいなと思ったのが、話し方がやっぱり安室と降谷で全然違うんですよね。

日本橋での「刑事部にご褒美…」のくだりは優しいのに安室と違って堅さがあって、仕事できる上司って感じだし。かと思えば手首ひねり盗聴器のくだりみたいにめちゃくちゃ厳しい時もあるし。\風見ファイト/

 

コスドコで小麦粉越しの風見に放った「どちらがより日本を守ることになるのか…」というセリフ、ラストの「僕の恋人は…この国さ」というセリフから、本当に国を守るために闘ってくれている人だとわかります。

滅私奉公とはこのことか。降谷零に「私」は、「個」は無いのか。というのが、今回わたしが降谷に対して抱いた疑問です。

 

警察キャリアの人とか激務の官僚の人とかってもしかしたら実際そんな感じなのかな。そういう人達のおかげで、わたしみたいな一般の国民は日々平和に暮らせたりくだらないことで悩めたりするんだなぁ、ありがたいなぁと感じました。

 

降谷零の一人称

ゼロの執行人を見て気になったのが、降谷零の一人称。原作85巻で赤井に対して「俺」と言っていたので降谷のときは「俺」なんだと思っていたのですが、どうやら違うみたいですね。

今回のゼロの執行人でも、2015年の純黒の悪夢でも「僕」って言ってますもんね。

 

降谷モードの時でも仕事中など公的な場面では「僕」でプライベートでは「俺」なのかな?85巻は公安の仕事中ではあったけど、赤井に対してはスコッチの件での個人的な恨みがあってつい「俺」と言っちゃったのかもしれませんね。

 

【追記】降谷零の一人称について詳しく考察した記事>>>降谷零の一人称は俺/僕どっち?真面目に考察してみた【コナン】

 

完全プライベートの降谷零

今回、公安警察・降谷零の仕事っぷりを見れたのは大満足だったのですが、プライベートな部分は結局いっさい明かされませんでしたね(´・ω・`)

まぁ、ポジティブに考えるとそれは原作にとっておいてるということかもしれません!

 

安室でもバーボンでも公安でもない、ただの男・降谷零を見たい。

もちろん全部キレイに別人格なわけじゃないから安室もバーボンも公安降谷も根底は同じだと思うし、素の降谷の一部であり内包されているんだろうけど、素の降谷でしか出てこない発言・表情もあると思うんです。

 

もしかしたら最後のコナンとのやり取りで見せた表情は、もちろん公安としての仕事中ではあるけど素の降谷が出てたんじゃないかなと感じました!あとコスドコ買い出しシーンも

 

2ページ目は【事件編】として事件の内容や演出、その他雑感についての感想を書いてます!

 

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