名探偵コナン 警察学校編2話「傍若無人」のネタバレ感想です。(松田編2話・週刊少年サンデー2019年45号掲載)
ちょ、ちょっ待てよ工藤…!
てっきり警察学校編は青春ストーリーかと思いきや、本編に繋がる描写もりもりなんじゃない?という予感が強まってきたぞ…!ざわ…ざわ…
うーん、ますます盛り上がってまいりましたね。
今回の記事では、松田の父親について心が広い人向けの妄想を展開しております。怒らないで読んでね♡あと景光両親の事件とか、5人の雑感についても少々。
ということで、以下ネタバレを含む感想です。ネタバレNGな方は注意してください。
※あらすじ等を転載(いわゆるネタバレ)している記事ではありません。ネタバレを含みますが、すでに読んだ人と感想を共有するための記事です。
松田の父親って… ※心が広い人向けの妄想
考察もどきの妄想です。心が広い人向け。
新連載『名探偵コナン 警察学校編』第2話!
警察官を目指しながら「警察なんてクソ食らえ!」と不敵に笑う松田さんに、降谷さんは…?
全サは100種類の安室さんの声が聞ける「安室透 100VOICE RX-7」の応募がスタート!
どっちも見逃せない「週刊少年サンデー」45号は本日発売!#コナン #警察学校編 pic.twitter.com/X88JtqmDXR— 江戸川コナン (@conan_file) October 8, 2019
今回、松田の父親の名前と、松田が警察を嫌っている理由が明らかになりました。それで思ったんですけど、
松田の父親=脇田=RUMなんじゃ…?
有名な話ですが、脇田のキャラデザって恐らく、言わずとしれたボクシング漫画「あしたのジョー」の丹下段平がモデルかと思われます。
↓この人。マジ脇田。
そして松田の父親の名前は松田丈太郎で、元ボクサー。
エッ…
何か関係しているとしか考えられへんやろ工藤!
景光が萩原から聞いたという話の、松田の父親が「人がかわったように酒に溺れてしまった」って「変装して組織に入った」っていう読者へのヒントなんじゃ…?
人がかわった→変装した 酒に溺れた→組織に入った っていう。
羽田浩司の腕には数か所殴られたり蹴られたりしたのを防いだ防御創が残っていました。(単行本89巻より)RUMが元ボクサーなら、羽田浩司が殴られたり蹴られたりっていうのも自然です。
今回の話で、父親が酒を飲む姿を見ている松田は10歳くらいに見えます。羽田浩司の事件は17年前(松田が12歳)。回想シーンの後で父親が組織入りしてRUMになり、羽田浩司事件に関わったとしたら、時系列の矛盾もありません。
また、仮に松田丈太郎=RUMなら、組織に入るとき爆発事故で自らの死亡を偽装したことも考えられます。だとしたら松田はそれを引きずってて、父親と同じような犠牲者を出したくないという思いから爆発物処理班を目指し警察に入ったのかも。
松田が「爆弾とか特に詳しい」のは、もともとメカが好きでその結果爆弾解体も得意になった というわけじゃなくて、爆弾解体が目的として先にあったので「ガキの頃から何でもかんでも分解」するようになったということなんじゃ…
たとえば「純黒の悪夢」でのRUMの喋りは「元ボクサー」「松田の父親」のイメージとはかけ離れていました。純黒のRUMは、なんかお上品だったもんね。
映画の設定がどの程度原作に影響するのかわかんないけど、組織のNo.2を出すってなるとさすがにRUMの人物像を意識した喋りになっているんじゃないかなぁ、と思うんです。
ただ、逆に言えば、純黒の翌年に若狭先生(女性)をRUM候補として本編に登場させるので、若狭=RUMの可能性が若狭初登場時点で除外されないように敢えて中性的な話し方にしたともとれます。
もし本当に松田丈太郎=RUMだった場合、松田は純黒で親子そろって銀幕デビューしたことに…。
ま、松田ァァー!!!
ただ、丈太郎→あしたのジョー→丹下→脇田→RUM!(゚∀゚)だと、出血大サービス大ヒントすぎるかな?って気もします。
それに松田丈太郎=RUMだとさすがに世間狭すぎワロタって感じだし、何よりこの展開じゃ松田も降谷も辛すぎるよなぁ…。青山先生は仲間キャラをそんな闇設定にはしなさそう。特に松田はお気に入りらしいし。
まぁ、そんな妄想言ってたひともいたなぁ、くらいの感じで!
景光両親の事件は本編に繋がりそう
どうやら今回の景光の様子を見る限り、両親の事件は犯人捕まってなさそうですね。
松田編なのにちょいちょい景光の過去を入れてくるあたり長野一家死傷事件(景光の両親の事件)はコナン本編に関係してきそうな予感がプンプンだぜ…!
そして気になるのが、景光が見ていた資料の長野一家「死傷」事件という書き方。

両親は死亡。では傷を負ったのは誰?ということになりますよね。高明なのか、景光なのか、はたまた他の家族が居たのか。
1話の悪夢を見る限り景光が傷を負った可能性が高そうです。でも、これまでのコナン本編で景光の身体に傷があったような描写はなく、まだ何とも…という感じ。
もし景光が傷を負ったのだとしたら、それがコナン本編の伏線になるのかな…?
twitterで「景光が預けられた東京の親戚は羽田家なのでは」という考察をお見かけしました。考察すごかった…!本編の話が進むにつれてどんどんその可能性が濃厚になっているように感じます。
コナン本編の紅葉の暗号回で羽田家が資産家だとわかったのも、コンクパール回で幼少期景光が良いとこの坊っちゃんぽい格好していたことと結びつくし。

もし本当に景光が羽田家に預けられたのだとしたら、光明兄弟がRUM編に更に大きく関わってきそうですね。
今後の展開にめっちゃ期待!
小五郎のおっちゃん…!
まさかの小五郎のおっちゃん登場!これは意外&嬉しい~!
おっちゃんの射撃が天才的っていうのは映画「14番目の標的」の設定が原作に採用されましたね。あれ?原作で射撃の腕に関する描写なかったよな?
原作ではおっちゃんと英理さんの別居理由って描かれていなかったけど、そのあたりも14番目準拠ということで良いのかな。
「ゼロの日常」と同様おっちゃんの瞳が描かれていなかったから、警察学校編で深く関わるということはなさそう。
でも今後コナン本編でやる毛利夫妻のエピソードに繋がったり、もしかしたらおっちゃんが銃を打つ場面が出てきたりするのかも…?期待が膨らみます!
超余談ですけど「14番目の標的」サイコーに面白いよね!わたしコナン出戻りファンなんですけど、Huluで14番目見たのがきっかけでまたハマりましたもん。クライマックスのコナン君がめっちゃ活躍するカメラワーク超かっこいい。コナン君の行動で蘭姉ちゃんがおっちゃんに対して抱いた誤解・不信感が解消されるっていうのが胸熱ポイント!
最後に、警察学校組メンバーに関する雑感です。
降谷
今回の降谷は、松田が疑われている場面で父親の話を出してわざと松田をイラつかせてるように見えました。
もちろん意地悪でそうしたわけじゃなくて、松田の感情を昂ぶらせたほうが本音を引き出せると考えたのかなぁと。
後のバーボンに活かされる情報収集スキルとか人心掌握術はこの頃から兼ね備えていたのかも。
1話のきまじめ降谷よりも少し今のバーボン像に近いネチネチ感があって(←褒めてる)個人的に好きですね!
松田
今回の松田は快斗に似てる気がする…!
若き日の松田は、快斗を硬派にしてケンカっ早くした感じに見えます。手先が器用というのも共通しているし。
松田と萩原が幼なじみだったことも明らかになりましたね。萩原が松田父の事件を知っていたことからしても2人の距離はかなり近そうなのに、松田が警察を目指した理由を萩原が知らないのは不思議。
言いづらい理由なのかなぁ。3話で明かされるとは思いますが。
萩原
萩原、女子以外にもコミュ力発揮してるじゃん!
萩原は潤滑油的な存在なのかも。「降谷ちゃん」って、君はオッサン上司なのか萩原。最高だよ、萩原いいよ萩原。
頼むから萩原だけは暗い過去を背負わない存在であれ…!
ただその場合、松田以上に萩原がなぜ警察官を目指したのかがめちゃくちゃ気になりますけどねw
でも、萩原が仮に何の暗い過去もないスーパー光属性だったとしても、警察学校出て1年以内には萩原は召されるのよな…と思うとマジ辛い。
警察学校編読んでると忘れがちだけどコレ過去の話で、4人すでに召されてるのよな。つらい。
伊達
伊達さんの兄貴っぷりは今回もさすがです!
鬼塚教官への笑顔が引き攣ってるの笑ったw ちゃんと計算して動いてるんだな、やはり頭良いな、という印象です。
松田は、伊達さんが曇りなき眼で信じてくれて嬉しかっただろうなぁ…。
伊達さんの考え方はものすごくシンプルで気持ちが良い!
わたしの個人的な体験なんですけど、今まで出会ったポジティブで頭が良い人って、もれなく考え方がシンプルなんですよね。
そして堂々としている。かっこいいよね。まさに今回の伊達さんのような感じ。伊達さん良いわ~。
景光
松田編なので景光はほんのり添えるだけかと思いきや、2週連続でめっちゃ重要な描写あるじゃん…!これはホント予想外だよ…!(訳:ありがとうございます)
資料見ているシーンからすると、一見穏やかだけど内には強い思いを秘めているタイプなのかもね、景光。推せる、推せるよ…!
あとね、景光が1話に続いて、輪の外からそっと見守ってる感じがするのすんごい好きです!
これは何か意味があるのか、それともただそっと見守る的なキャラだよっていう描写なのか気になります。
名探偵コナン警察学校編2話まとめ(松田編2話)
以上、名探偵コナン 警察学校編2話「傍若無人」のネタバレ感想でした。(松田編2話・週刊少年サンデー2019年45号掲載)
警察学校編2話(松田編2話)を一言でまとめると…「松田の父は脇田でRUM?今後も本編への伏線がもりもり出てきそうやな工藤!な回」でした。
2話まで読んでみて、警察学校編の描写は本編に繋がる可能性が濃厚になったなぁというのが個人的な印象です。
これはホントにホントに勝手な想像ですけど、警察学校編を「ゼロの日常」でなく「名探偵コナン」の番外編として新連載ばりのスケールで連載したのって、コナン本編への伏線をガンガン入れてくよ!ていう方針に変更したからなんじゃ…?と思っています。
あと、警察学校編って、コナン本編さながらいろいろな角度から楽しめると思うんですよね。
コナン本編に繋がる伏線を探す楽しみ方、警察学校組の5人が過去を乗り越えて成長するヒューマンドラマとしての楽しみ方、青春学園モノとしての楽しみ方、キャラに萌える楽しみ方、と。
少年サンデーの公式サイト「WEBサンデー」にて警察学校編1話が無料で全ページ公開されています。読もうか悩んでた人、単行本待ちの人、試しにぜひ!
少年サンデー44号から始まった新連載、[名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story] 第1話を公開しました!#名探偵コナン #警察学校編 #少年サンデーhttps://t.co/CoSEmmnP0q pic.twitter.com/Y04yMCzyZK
— 【公式】少年サンデー編集部 (@shonen_sunday) October 9, 2019
さ~て、次回の警察学校編は~?
- ピンチになった鬼塚教官を5人がどう助けるのか
- その過程で松田と降谷がどんなふうに信頼関係を築くのか
- 松田が警察官を目指した理由
の3つが見どころですね。
はぁ~2話も面白かったなぁ、お腹いっぱいです。ありがとうございました!次回も楽しみにお待ちしております。
